浅間山花図鑑・雑草倶楽部(2014年7月)
今月の花です。^±^
今回は、2014年7月13日にお盆で行った多磨霊園の隣にある、浅間山の花です。^±^ノ
まずは、我が家周辺の花から。
サイハイランは、長期栽培や移植が難しい植物なんですと。^±^
本種が光合成のみでは自活することができず、土中の共生菌からの養分提供に強く依存する混合栄養性だからだそうです。
サイハイラン。ラン科、サイハイラン属。采配蘭。
花のすぐ下に位置する葉の表面が白く変化し、花弁の役目を果たすのが本種の特徴です。
ハンゲショウ。ドクダミ科、ハンケショウ属。半夏生、半化粧。
そのハンゲショウも、時期が終わると、平凡な葉に戻ってしまうとか。+±+
これも儚さ(はかなさ)の一種でありましょうか。
半化粧 凡庸(ぼんよう)の終(つい) 知らぬまヽ
「はんげしょう ぼんようのつい しらぬまま」
コメントを書いてる最中に、はからずも、一句浮かびますた。^±^ノ
結句、「知らぬ間に」にしたほうがいのか悩みましたが、儚さを出したかったので「まま」にしました。
カーッ(゚Д゚≡゚д゚)、ペッ
お前は何でここだけ俳人なんだよ!(゚Д゚)ノx±x。
この廃人がっ!(゚Д゚)ノx±x。…雰囲気ぶち壊しだなあ
別名コシキブ。ムラサキシキブとは別種であるが混同されやすく、コムラサキをムラサキシキブといって栽培していることが大半です。全体によく似ていますが、コムラサキの方がこじんまりとしています。
コムラサキ。シソ科、ムラサキシキブ属。小紫。
我が家の駐車場にて。
ウツボグサの白いやつですね。
そもそも、ウツボグサの和名は、円筒形の花穂が弓矢を入れる靫(うつぼ)に似ていることに由来してます。
おやおや?^±^
右下にはウツボグサが・・・。^±^
シロバナウツボグサ。シソ科、ウツボグサ属。白花靫草。
ウツボグサ。シソ科、ウツボグサ属。靫草。
多磨霊園にて。
原産はインド・中国です。
中国名の木槿(もくきん)を音読みし、木槿(むくげ)、木槿花(もくきんか)と呼ばれるようになったのが由来です。
ムクゲ。アオイ科、フヨウ属。木槿。
ヤブランと違って、コヤブランは、弦が地下に伸び横に広がります。匍匐(ほふく)するんですね。
コヤブラン。ユリ科、ヤブラン属。小藪蘭。
花序が水引に似ていることに由来します。
小花の色は上半分は赤色、下半分は白色です。
ミズヒキ。タデ科、イヌタデ属。水引。
和名は、山中に生えることからつけられてます。ユリの花の重みで、全体が傾いてしまうほど花が大きくて重いのです。
ヤマユリの変わりものには様々な呼び名がつけられていて、花被片の中央に太い赤色があるものを「紅筋」、斑点が少ない純白の花を「白黄」、花被片の斑点が黄色のものを「白星」といいます。
もちろん、グランプリです。^±^ノ
ヤマユリ。ユリ科、ユリ属。山百合。
蕾が和橋の欄干の擬宝珠に似ているので大葉擬宝珠という名前がつけられてます。
オオバギボウシの若葉はウルイと呼ばれ、山菜として賞味されます。
別名としてウリッパ、アマナ、ギンボ、山かんぴょうなど。
オオバギボウシ。クサスギカズラ科、リュウゼツラン亜科、ギボウシ属。大葉擬宝珠。
オオバギボウシとは逆に、絶対に食べてはいけないものです。
果実は球形で黄色く熟しトマトに似ていますが、全草がソラニンを含み有毒です。家畜が食べると中毒死することも。
茎や葉に鋭いとげが多いうえ、垂直および水平に広がる地下茎および、牛糞などに混じる種子でよく繁殖し、除草剤も効きにくく、一度生えると駆除しにくいです。
耕耘機などですきこむと、地下茎の切れ端一つ一つから芽が出て独立した個体に再生し、以前より増えてしまう始末の悪さから、この名前がつけられました。
ワルナスビ。ナス科、ナス属。悪茄子。
ヤブカンゾウ(ノカンゾウも)は、正式にはワスレグサ。
花が一日限りで終わると考えられたので、この名前がついてます。
ニッコウキスゲ、ムサシノキスゲなどゼンテイカも、ユウスゲも、ワスレグサも、皆、ワスレグサに入ることも。
なので、この山の名物であるムサシノキスゲもワスレグサの一種、このヤブカンゾウとは親戚みたいなものです。
ただし、花は別のものですがね。^±^;
ヤブカンゾウには八重咲き、ノカンゾウにはユリの形の花が見られます。
ワスレグサ(ヤブカンゾウ)。ユリ科、ワスレグサ属。忘れ草(藪萱草)。
ひっつき虫の一つですね。^±^;
果実が泥棒の足跡に似るから、この名前がついたといいますがね。
牧野富太郎氏によると、古来の泥棒は足音を立てないように、足裏の外側だけを地面に着けて歩いたとのことで、その時の足跡に似ている故に名前がついたようです。
ヌスビトハギ。マメ科、ヌスビトハギ属。盗人萩。
アザミ属の中では春咲きですが、中には秋まで咲いてるものもあるようです。
ノアザミ。キク科、アザミ属。野薊。
追記
茎・葉や総苞など全草にわたって、長さ2cmほどの多くの鋭くて長い棘を持ちます。
本来、日本海側に自生するオニアザミはこちら太平洋岸では目にする機会はほぼないので、こちらでは珍しいようで。
アメリカオニアザミ。キク科、アザミ属。亜米利加鬼薊。
haruさん、ありがとうございました。^±^
さらに追記すると、この花は、比較的新しく発見された外来種のようですね。
たぶん、うちの自然観察会の間でも、「ノアザミ」として認識されてる方が多いようです。
秋に花咲くのがノハラアザミ、春に花咲くのがノアザミとの基本分類はもちろんですが・・・。
観察会の連中は、外来種が見つかると、嬉しさ反面、裏腹、辟易とした顔になります。
外来種の新種は、わからないと、異口同音に話します。^±^;
「何だ、ノアザミか。x±x」と、スルー気味に撮影してたら、これは外来種で比較的新種のものでした。
いやあ、撮影しておいてよかったです。^±^ノ
ミゾソバですね。見た目が蕎麦に似ていることが和名の由来です。
葉は互生し、形が牛の額にも見えることからウシノヒタイ(牛の額)と呼ばれてます。
準グランプリは、これにします。^±^ノ
ミゾソバ。タデ科、タデ属。溝蕎麦。
ヒヨドリが鳴く頃に開花することから、この和名になったといいます。
フジバカマに似ていますが、フジバカマの葉は3裂するのに対して本種は裂けないので区別できます。
ヒヨドリバナ。キク科、キク亜科、ヒヨドリバナ属。鵯花。
葉や茎に悪臭があることから屁屎葛(ヘクソカズラ)の名があります。
古名はクソカズラ(糞葛・屎葛)。別名ヤイトバナ、サオトメバナとも。
意外ですが、水分を飛ばした果実、または生の実を薬用とします。
生の果実は臭気を放つのに対し、乾燥したものは臭いが消えるため、乾燥したのを使うことのほうが多いです。
ヘクソカズラ。アカネ科、ヘクソカズラ属。屁糞葛。
チョロギダマシともいいます。この名前は、種子が胡麻に似ているものの、利用できないことからつきました。
イヌゴマ。シソ科、オドリコソウ亜科、イヌゴマ属。犬胡麻。
実の形からコンペイトウグサと呼ばれますが、有毒。
誤って食べると口腔内や消化器に炎症を起こし、茎葉の汁が皮膚につくとかぶれます。
キツネノボタン。キンポウゲ科、キンポウゲ属。狐の牡丹。
花穂の先端が虎の尾のように垂れ下がるので、この名前がついてます。
遠くから見るよりも、近くによって花を見ると、とてもかわいくて、サクラソウの仲間なんだなと感じます。
オカトラノオ。サクラソウ科、オカトラノオ属。丘虎の尾。
ヒオウギズイセンよりも優しい形で、オレンジ色の花はヒメヒオウギズイセンです。
園芸ではクロコスミア、又は旧学名のモントブレチアの名前でも呼ばれています。
ヒメヒオウギズイセン。アヤメ科、ヒメトウショウブ属。姫檜扇水仙。
春の季語のはずですが、7月だというのにまだ咲いてました。
ヤマブキ。バラ科、バラ亜科、ヤマブキ属。山吹、棣棠。
これ、ブドウの仲間なんですね。^±^;
藪を覆って枯らしてしまうほどの生育の旺盛なところからこの名前がついてます。厄介ですね。
別名ビンボウカズラ(貧乏葛)とも呼ばれ、その意味としては、庭の手入れどころではない貧乏な人の住処に生い茂る、あるいはこの植物に絡まれた家屋が貧相に見える、またはこの植物が茂ったことが原因で貧乏になってしまう、などの意味に解釈されています。
ヤブガラシ。ブドウ科、ヤブガラシ属。藪枯らし。
ビンボウカズラって・・・^±^;
じゃあ、お前の家にそのうち茂るだろうがよっ!(゚Д゚)ノx±x。←ヘクソカズラとビンボウカズラが茂りそう
花弁と花弁の間に隙間のあるものをアレチマツヨイグサといいますが、花が開いてないのでいまいちわかりません。
同種で、細かく分けると、ということですがね。
メマツヨイグサ。アカバナ科、マツヨイグサ属。雌待宵草。
和名は、花の形がボタンに似ているため、テンジクボタン(天竺牡丹)とも。
なお、「ダリア」 (dahlia) の名は、スウェーデンの植物学者でリンネの弟子であったアンデシュ・ダール (Anders Dahl) に因むそうです。
ダリア。キク科、ダリア属。Dahlia。
我が家の庭にもありますが、いつもお盆を迎えるころに咲きます。
種子は作りませんが、葉の付け根に暗紫色のムカゴを作ります。
なお、種を作るのはコオニユリといいます。
鱗茎はヤマユリと同様、食用です。
オニユリ。ユリ科、ユリ属。鬼百合。
別名、ハエトリナデシコ、コマチソウ、ムシトリバナとも。
名称の由来は上記の粘着部で小昆虫を捕らえるところから。
しかるに、捕獲された昆虫を消化吸収することはなく食虫植物ではありません。
ムシトリナデシコ。ナデシコ科、マンテマ属。虫取り撫子。
何段も重なって塔を連想させる形から、この名前がついています。
春から夏はトウバナ、秋はイヌトウバナが咲きます。
トウバナ。シソ科、トウバナ属。塔花。
ホタルブクロです。がくが反り返ってないので、ヤマホタルブクロではありません。
暑さに弱いらしく、ここでも草陰でひっそりと咲いてました。
ホタルブクロ。キキョウ科、ホタルブクロ属。蛍袋。
別名リッピアです。
淡いピンク色にオレンジ 色の斑紋が特徴的ですね。
ヒメイワダレソウ。クマツヅラ科、イワダレソウ(リッピア)属。姫岩垂草。
あ、これもイヌゴマか。^±^;
今回は似た花がありました。まとめてみますね。^±^
シロバナウツボグサ。シソ科、ウツボグサ属。白花靫草。
ウツボグサ。シソ科、ウツボグサ属。靫草。(右下に)
イヌゴマ。シソ科、オドリコソウ亜科、イヌゴマ属。犬胡麻。
トウバナ。シソ科、トウバナ属。塔花。
ウツボグサ系と、トウバナって本当に似てますね。^±^
でも、よくよく目を凝らすと花の形が、ちょっと違うでしょう?^±^;
いかがですか?^±^ノ
それからこちらをご覧になられた後は・・・。
雑草倶楽部の皆様のところへ、ゼヒゼヒ、ご訪問してね~。^±^ノ
よろしくお願いしますね~。^±^
ついでに「高橋さんのスポーツ云々・時々芸能」もたまにやってますよ。^±^
高橋さんのスポーツ云々・時々芸能
こちらもよろしくです。^±^ノ
今回は、2014年7月13日にお盆で行った多磨霊園の隣にある、浅間山の花です。^±^ノ
まずは、我が家周辺の花から。
サイハイランは、長期栽培や移植が難しい植物なんですと。^±^
本種が光合成のみでは自活することができず、土中の共生菌からの養分提供に強く依存する混合栄養性だからだそうです。
サイハイラン。ラン科、サイハイラン属。采配蘭。
花のすぐ下に位置する葉の表面が白く変化し、花弁の役目を果たすのが本種の特徴です。
ハンゲショウ。ドクダミ科、ハンケショウ属。半夏生、半化粧。
そのハンゲショウも、時期が終わると、平凡な葉に戻ってしまうとか。+±+
これも儚さ(はかなさ)の一種でありましょうか。
半化粧 凡庸(ぼんよう)の終(つい) 知らぬまヽ
「はんげしょう ぼんようのつい しらぬまま」
コメントを書いてる最中に、はからずも、一句浮かびますた。^±^ノ
結句、「知らぬ間に」にしたほうがいのか悩みましたが、儚さを出したかったので「まま」にしました。
カーッ(゚Д゚≡゚д゚)、ペッ
お前は何でここだけ俳人なんだよ!(゚Д゚)ノx±x。
この廃人がっ!(゚Д゚)ノx±x。…雰囲気ぶち壊しだなあ
別名コシキブ。ムラサキシキブとは別種であるが混同されやすく、コムラサキをムラサキシキブといって栽培していることが大半です。全体によく似ていますが、コムラサキの方がこじんまりとしています。
コムラサキ。シソ科、ムラサキシキブ属。小紫。
我が家の駐車場にて。
ウツボグサの白いやつですね。
そもそも、ウツボグサの和名は、円筒形の花穂が弓矢を入れる靫(うつぼ)に似ていることに由来してます。
おやおや?^±^
右下にはウツボグサが・・・。^±^
シロバナウツボグサ。シソ科、ウツボグサ属。白花靫草。
ウツボグサ。シソ科、ウツボグサ属。靫草。
多磨霊園にて。
原産はインド・中国です。
中国名の木槿(もくきん)を音読みし、木槿(むくげ)、木槿花(もくきんか)と呼ばれるようになったのが由来です。
ムクゲ。アオイ科、フヨウ属。木槿。
ヤブランと違って、コヤブランは、弦が地下に伸び横に広がります。匍匐(ほふく)するんですね。
コヤブラン。ユリ科、ヤブラン属。小藪蘭。
花序が水引に似ていることに由来します。
小花の色は上半分は赤色、下半分は白色です。
ミズヒキ。タデ科、イヌタデ属。水引。
和名は、山中に生えることからつけられてます。ユリの花の重みで、全体が傾いてしまうほど花が大きくて重いのです。
ヤマユリの変わりものには様々な呼び名がつけられていて、花被片の中央に太い赤色があるものを「紅筋」、斑点が少ない純白の花を「白黄」、花被片の斑点が黄色のものを「白星」といいます。
もちろん、グランプリです。^±^ノ
ヤマユリ。ユリ科、ユリ属。山百合。
蕾が和橋の欄干の擬宝珠に似ているので大葉擬宝珠という名前がつけられてます。
オオバギボウシの若葉はウルイと呼ばれ、山菜として賞味されます。
別名としてウリッパ、アマナ、ギンボ、山かんぴょうなど。
オオバギボウシ。クサスギカズラ科、リュウゼツラン亜科、ギボウシ属。大葉擬宝珠。
オオバギボウシとは逆に、絶対に食べてはいけないものです。
果実は球形で黄色く熟しトマトに似ていますが、全草がソラニンを含み有毒です。家畜が食べると中毒死することも。
茎や葉に鋭いとげが多いうえ、垂直および水平に広がる地下茎および、牛糞などに混じる種子でよく繁殖し、除草剤も効きにくく、一度生えると駆除しにくいです。
耕耘機などですきこむと、地下茎の切れ端一つ一つから芽が出て独立した個体に再生し、以前より増えてしまう始末の悪さから、この名前がつけられました。
ワルナスビ。ナス科、ナス属。悪茄子。
ヤブカンゾウ(ノカンゾウも)は、正式にはワスレグサ。
花が一日限りで終わると考えられたので、この名前がついてます。
ニッコウキスゲ、ムサシノキスゲなどゼンテイカも、ユウスゲも、ワスレグサも、皆、ワスレグサに入ることも。
なので、この山の名物であるムサシノキスゲもワスレグサの一種、このヤブカンゾウとは親戚みたいなものです。
ただし、花は別のものですがね。^±^;
ヤブカンゾウには八重咲き、ノカンゾウにはユリの形の花が見られます。
ワスレグサ(ヤブカンゾウ)。ユリ科、ワスレグサ属。忘れ草(藪萱草)。
ひっつき虫の一つですね。^±^;
果実が泥棒の足跡に似るから、この名前がついたといいますがね。
牧野富太郎氏によると、古来の泥棒は足音を立てないように、足裏の外側だけを地面に着けて歩いたとのことで、その時の足跡に似ている故に名前がついたようです。
ヌスビトハギ。マメ科、ヌスビトハギ属。盗人萩。
アザミ属の中では春咲きですが、中には秋まで咲いてるものもあるようです。
追記
茎・葉や総苞など全草にわたって、長さ2cmほどの多くの鋭くて長い棘を持ちます。
本来、日本海側に自生するオニアザミはこちら太平洋岸では目にする機会はほぼないので、こちらでは珍しいようで。
アメリカオニアザミ。キク科、アザミ属。亜米利加鬼薊。
haruさん、ありがとうございました。^±^
さらに追記すると、この花は、比較的新しく発見された外来種のようですね。
たぶん、うちの自然観察会の間でも、「ノアザミ」として認識されてる方が多いようです。
秋に花咲くのがノハラアザミ、春に花咲くのがノアザミとの基本分類はもちろんですが・・・。
観察会の連中は、外来種が見つかると、嬉しさ反面、裏腹、辟易とした顔になります。
外来種の新種は、わからないと、異口同音に話します。^±^;
「何だ、ノアザミか。x±x」と、スルー気味に撮影してたら、これは外来種で比較的新種のものでした。
いやあ、撮影しておいてよかったです。^±^ノ
ミゾソバですね。見た目が蕎麦に似ていることが和名の由来です。
葉は互生し、形が牛の額にも見えることからウシノヒタイ(牛の額)と呼ばれてます。
準グランプリは、これにします。^±^ノ
ミゾソバ。タデ科、タデ属。溝蕎麦。
ヒヨドリが鳴く頃に開花することから、この和名になったといいます。
フジバカマに似ていますが、フジバカマの葉は3裂するのに対して本種は裂けないので区別できます。
ヒヨドリバナ。キク科、キク亜科、ヒヨドリバナ属。鵯花。
葉や茎に悪臭があることから屁屎葛(ヘクソカズラ)の名があります。
古名はクソカズラ(糞葛・屎葛)。別名ヤイトバナ、サオトメバナとも。
意外ですが、水分を飛ばした果実、または生の実を薬用とします。
生の果実は臭気を放つのに対し、乾燥したものは臭いが消えるため、乾燥したのを使うことのほうが多いです。
ヘクソカズラ。アカネ科、ヘクソカズラ属。屁糞葛。
チョロギダマシともいいます。この名前は、種子が胡麻に似ているものの、利用できないことからつきました。
イヌゴマ。シソ科、オドリコソウ亜科、イヌゴマ属。犬胡麻。
実の形からコンペイトウグサと呼ばれますが、有毒。
誤って食べると口腔内や消化器に炎症を起こし、茎葉の汁が皮膚につくとかぶれます。
キツネノボタン。キンポウゲ科、キンポウゲ属。狐の牡丹。
花穂の先端が虎の尾のように垂れ下がるので、この名前がついてます。
遠くから見るよりも、近くによって花を見ると、とてもかわいくて、サクラソウの仲間なんだなと感じます。
オカトラノオ。サクラソウ科、オカトラノオ属。丘虎の尾。
ヒオウギズイセンよりも優しい形で、オレンジ色の花はヒメヒオウギズイセンです。
園芸ではクロコスミア、又は旧学名のモントブレチアの名前でも呼ばれています。
ヒメヒオウギズイセン。アヤメ科、ヒメトウショウブ属。姫檜扇水仙。
春の季語のはずですが、7月だというのにまだ咲いてました。
ヤマブキ。バラ科、バラ亜科、ヤマブキ属。山吹、棣棠。
これ、ブドウの仲間なんですね。^±^;
藪を覆って枯らしてしまうほどの生育の旺盛なところからこの名前がついてます。厄介ですね。
別名ビンボウカズラ(貧乏葛)とも呼ばれ、その意味としては、庭の手入れどころではない貧乏な人の住処に生い茂る、あるいはこの植物に絡まれた家屋が貧相に見える、またはこの植物が茂ったことが原因で貧乏になってしまう、などの意味に解釈されています。
ヤブガラシ。ブドウ科、ヤブガラシ属。藪枯らし。
ビンボウカズラって・・・^±^;
じゃあ、お前の家にそのうち茂るだろうがよっ!(゚Д゚)ノx±x。←ヘクソカズラとビンボウカズラが茂りそう
花弁と花弁の間に隙間のあるものをアレチマツヨイグサといいますが、花が開いてないのでいまいちわかりません。
同種で、細かく分けると、ということですがね。
メマツヨイグサ。アカバナ科、マツヨイグサ属。雌待宵草。
和名は、花の形がボタンに似ているため、テンジクボタン(天竺牡丹)とも。
なお、「ダリア」 (dahlia) の名は、スウェーデンの植物学者でリンネの弟子であったアンデシュ・ダール (Anders Dahl) に因むそうです。
ダリア。キク科、ダリア属。Dahlia。
我が家の庭にもありますが、いつもお盆を迎えるころに咲きます。
種子は作りませんが、葉の付け根に暗紫色のムカゴを作ります。
なお、種を作るのはコオニユリといいます。
鱗茎はヤマユリと同様、食用です。
オニユリ。ユリ科、ユリ属。鬼百合。
別名、ハエトリナデシコ、コマチソウ、ムシトリバナとも。
名称の由来は上記の粘着部で小昆虫を捕らえるところから。
しかるに、捕獲された昆虫を消化吸収することはなく食虫植物ではありません。
ムシトリナデシコ。ナデシコ科、マンテマ属。虫取り撫子。
何段も重なって塔を連想させる形から、この名前がついています。
春から夏はトウバナ、秋はイヌトウバナが咲きます。
トウバナ。シソ科、トウバナ属。塔花。
ホタルブクロです。がくが反り返ってないので、ヤマホタルブクロではありません。
暑さに弱いらしく、ここでも草陰でひっそりと咲いてました。
ホタルブクロ。キキョウ科、ホタルブクロ属。蛍袋。
別名リッピアです。
淡いピンク色にオレンジ 色の斑紋が特徴的ですね。
ヒメイワダレソウ。クマツヅラ科、イワダレソウ(リッピア)属。姫岩垂草。
あ、これもイヌゴマか。^±^;
今回は似た花がありました。まとめてみますね。^±^
シロバナウツボグサ。シソ科、ウツボグサ属。白花靫草。
ウツボグサ。シソ科、ウツボグサ属。靫草。(右下に)
イヌゴマ。シソ科、オドリコソウ亜科、イヌゴマ属。犬胡麻。
トウバナ。シソ科、トウバナ属。塔花。
ウツボグサ系と、トウバナって本当に似てますね。^±^
でも、よくよく目を凝らすと花の形が、ちょっと違うでしょう?^±^;
いかがですか?^±^ノ
それからこちらをご覧になられた後は・・・。
雑草倶楽部の皆様のところへ、ゼヒゼヒ、ご訪問してね~。^±^ノ
よろしくお願いしますね~。^±^
ついでに「高橋さんのスポーツ云々・時々芸能」もたまにやってますよ。^±^
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