一兵卒・・・いじります
「一兵卒・・・いじります」 文学いじり
今日は田山花袋の「一兵卒」、もうひとつの「男たちの大和」のようなこの作品をいじってみむとてするナリ~。
かれは歩き出した。
銃が重い、背嚢(はいのう)が重い、足が重い、アルミニューム製の金椀(かなわん)が腰の剣に当たってカタカタと鳴る。
こっちだってネタが出ないで気が重いっす。
近所のねーちゃん、胸が大きく肩重い(片思い)だってば。^±^~そりゃ、金椀。
その音が興奮した神経をおびただしく刺激するので、いくたびかそれを直してみたが、どうしても鳴る、カタカタと鳴る。もういやになってしまった。
向かいのじーさん、入れ歯がカタカタと鳴るってば。
どーしても鳴るっちゅーの!^±^・・・もういやになってしまった
病気は本当に治ったのでないから、呼吸(いき)が非常に切れる。全身には悪熱悪寒(あくねつおかん)が絶えず往来する。頭脳(あたま)が火のように熱して、こめかみがはげしい脈を打つ。
うちは呼吸は切れんが、よく便所の電球が非常に切れるぞ。100円ショップに買いに絶えず往来したです。
^±^ノ…100円ショップのを買うから電球が切れるんだってーの
なぜ、病院を出た? 軍医が後が大切だと言ってあれほど留めたのに、なぜ病院を出た?
「男たちの大和」にもいたな~、病院を抜け出たの。
内田二兵曹(中村獅童さん)ね。^±^
こう思ったが、かれはそれを悔いはしなかった。敵の捨てて逃げた汚い洋館の板敷き、八畳ぐらいの室に、病兵、負傷兵が十五人、衰頽(おとろえ)と不潔と叫喚(うめき)と重苦しい空気と、それにすさまじい蝿の群集、よく二十日(はつか)も辛抱していた。
不潔とうめきと重苦しい空気、ぉぃらもわかるぞ~!てか、すべてこのぉぃらが発してるぞ。
蝿の群集、モナー(゚∀゚)ノ!☆
麦飯の粥(かゆ)に少しばかりの食塩、よくあれでも飢餓(うえ)をしのいだ。かれは病院の背後(うしろ)の便所を思い出してゾッとした。急ごしらえの穴の掘りようが浅いので、臭気が鼻と眼とを激しく打つ。蝿がワンと飛ぶ。石灰(いしばい)の灰色に汚れたのが胸をむかむかさせる。
便所、ワンちゃんが掘ったような場所だな~。
蝿が「ワン」と飛んでるだけに?^±^
この一兵卒、この後、車にも乗せてもらえず、取り残され、ようやく介護された時分には既に手遅れで、脚気衝心(かっけしょうしん)により息絶えてく姿が斎斎(しょうしょう=物寂しく)と描かれてます。
また、寂静(じゃくじょう)たる昿野(こうや)も印象的ですな。ここから、クライマックスの一文を一気に記しておきませう。
「苦しい、苦しい、苦しい!」
寂(せき)としている。蟋蟀(こおろぎ)は同じやさしいさびしい調子で鳴いている。満州の広漠(こうばく)たる野は、遅い月がのぼったと見えて、あたりが明るくなって、ガラス窓の外はすでにその光を受けていた。
叫喚、悲鳴、絶望、かれは室の中をのたうち回った。軍服のボタンは外れ、胸の辺りはかきむしられ、軍帽はあご紐をかけたまま押しつぶされ、顔から頬にかけては、嘔吐した汚物が一面に付着した。
いやぁ~、ここのクライマックス、静と動との緊張感がまぢすげくね~?(゚Д゚)ノ
戦争は悲惨ですな。「男たちの大和」の映画同様、この小説にも共通点がありますな・・・。
で、最後の〆の部分で今日はバイバイしませう。この小説の非常に悲しい部分です。
黎明(あけがた)に兵站(へいたん)部の軍医が来た。けれどその一時間前に、かれはすでに死んでいた。一番の汽車が開路開路の掛け声とともに、鞍山站(あんざんたん)に向かって発車したころは、その残月が薄く白けて、さびしく空にかかっていた。
しばらくして砲声が盛んに聞こえ出した。九月一日の遼陽(りょうよう)攻撃が始まった。
・・・オチャマイ!^±^ノ←せっかくシリアスで終わらせたかったのに、しらけるなあ
※Cavagameさん、ご指摘をどうもありがとうございます。^±^
大変に助かりました。^±^ノ
今日は田山花袋の「一兵卒」、もうひとつの「男たちの大和」のようなこの作品をいじってみむとてするナリ~。
かれは歩き出した。
銃が重い、背嚢(はいのう)が重い、足が重い、アルミニューム製の金椀(かなわん)が腰の剣に当たってカタカタと鳴る。
こっちだってネタが出ないで気が重いっす。
近所のねーちゃん、胸が大きく肩重い(片思い)だってば。^±^~そりゃ、金椀。
その音が興奮した神経をおびただしく刺激するので、いくたびかそれを直してみたが、どうしても鳴る、カタカタと鳴る。もういやになってしまった。
向かいのじーさん、入れ歯がカタカタと鳴るってば。
どーしても鳴るっちゅーの!^±^・・・もういやになってしまった
病気は本当に治ったのでないから、呼吸(いき)が非常に切れる。全身には悪熱悪寒(あくねつおかん)が絶えず往来する。頭脳(あたま)が火のように熱して、こめかみがはげしい脈を打つ。
うちは呼吸は切れんが、よく便所の電球が非常に切れるぞ。100円ショップに買いに絶えず往来したです。
^±^ノ…100円ショップのを買うから電球が切れるんだってーの
なぜ、病院を出た? 軍医が後が大切だと言ってあれほど留めたのに、なぜ病院を出た?
「男たちの大和」にもいたな~、病院を抜け出たの。
内田二兵曹(中村獅童さん)ね。^±^
こう思ったが、かれはそれを悔いはしなかった。敵の捨てて逃げた汚い洋館の板敷き、八畳ぐらいの室に、病兵、負傷兵が十五人、衰頽(おとろえ)と不潔と叫喚(うめき)と重苦しい空気と、それにすさまじい蝿の群集、よく二十日(はつか)も辛抱していた。
不潔とうめきと重苦しい空気、ぉぃらもわかるぞ~!てか、すべてこのぉぃらが発してるぞ。
蝿の群集、モナー(゚∀゚)ノ!☆
麦飯の粥(かゆ)に少しばかりの食塩、よくあれでも飢餓(うえ)をしのいだ。かれは病院の背後(うしろ)の便所を思い出してゾッとした。急ごしらえの穴の掘りようが浅いので、臭気が鼻と眼とを激しく打つ。蝿がワンと飛ぶ。石灰(いしばい)の灰色に汚れたのが胸をむかむかさせる。
便所、ワンちゃんが掘ったような場所だな~。
蝿が「ワン」と飛んでるだけに?^±^
この一兵卒、この後、車にも乗せてもらえず、取り残され、ようやく介護された時分には既に手遅れで、脚気衝心(かっけしょうしん)により息絶えてく姿が斎斎(しょうしょう=物寂しく)と描かれてます。
また、寂静(じゃくじょう)たる昿野(こうや)も印象的ですな。ここから、クライマックスの一文を一気に記しておきませう。
「苦しい、苦しい、苦しい!」
寂(せき)としている。蟋蟀(こおろぎ)は同じやさしいさびしい調子で鳴いている。満州の広漠(こうばく)たる野は、遅い月がのぼったと見えて、あたりが明るくなって、ガラス窓の外はすでにその光を受けていた。
叫喚、悲鳴、絶望、かれは室の中をのたうち回った。軍服のボタンは外れ、胸の辺りはかきむしられ、軍帽はあご紐をかけたまま押しつぶされ、顔から頬にかけては、嘔吐した汚物が一面に付着した。
いやぁ~、ここのクライマックス、静と動との緊張感がまぢすげくね~?(゚Д゚)ノ
戦争は悲惨ですな。「男たちの大和」の映画同様、この小説にも共通点がありますな・・・。
で、最後の〆の部分で今日はバイバイしませう。この小説の非常に悲しい部分です。
黎明(あけがた)に兵站(へいたん)部の軍医が来た。けれどその一時間前に、かれはすでに死んでいた。一番の汽車が開路開路の掛け声とともに、鞍山站(あんざんたん)に向かって発車したころは、その残月が薄く白けて、さびしく空にかかっていた。
しばらくして砲声が盛んに聞こえ出した。九月一日の遼陽(りょうよう)攻撃が始まった。
・・・オチャマイ!^±^ノ←せっかくシリアスで終わらせたかったのに、しらけるなあ
※Cavagameさん、ご指摘をどうもありがとうございます。^±^
大変に助かりました。^±^ノ
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